経験談

運用監視オペレーターという仕事を辞めたいと思っていた頃の話をします。

さっとんです。

新卒にて入社した会社にて3年半程、WindowsServerの運用監視オペレーターをやっておりました。

運用監視オペレーター時代には常にこのように考えておりました。

夜勤が辛すぎる!

監視オペレーターという仕事を辞めたい!

 

この監視オペレーター時代の心情について話をしていきたいと思います。

 

このように思っている方であれば参考になる記事かと思います。

運用監視オペレーターの実態について知りたいと思っている方

 

それでは、記事にて深堀していきたいと思います。

 

なぜ監視オペレーターを辞めたいと思ったのか?

 

24時間365日(夜勤有り)のシフト勤務が辛い

24時間365日(夜勤有り)のシフト勤務が辛いを通り越して嫌でした。

嫌な理由を掘り下げるとこのようになります。

 

日勤/夜勤の繰り返しが辛かった

 

当時、常駐した会社で扱っているシステムは24時間365日稼働しているシステムです。

そのため、職場(オペレーションルーム)には誰かしら居る必要がある仕事でした。

当時の勤務体系はこのような形でした。

(2交代)

昼勤
09:00 - 17:30

夜勤
17:15 - 09:30(翌朝)

夜勤が約16時間という辛い勤務体系でした。
(1回の勤務にて2日分働くイメージ)

シフトとしてはこのような形になります。

 

例1)

 

例2)

週休2日制は担保されていました。

しかし、シフト勤務による弊害の方が大きかったです。

・日勤と夜勤の繰り返しのため生活リズムが崩れる

・不定休のため人と予定が合わせづらい

このように弊害が大きすぎて「日勤と夜勤の繰り返しが辛かった」ということが感想になります。

 

決まった日に長期休暇が取りづらい

GWや正月等、決まった日に長期休暇が取りづらかったです。

理由としては、職場(オペレーションルーム)に誰かしら居る必要があるからです。
24時間365日稼働しているシステムを止めるわけにはいきません。

 

僕が働いていた現場の具体例を出します。

・メンバーごとに休暇期間を分ける必要がある
(メンバーが同じ期間に休暇を取得することができない)
・最長でも休暇は6日間

 

このように休暇に融通が利きづらい環境でした。

「誰かと予定を組んでどこかへ行きたい!遊びたい!」
「GWや正月は実家でゆっくりしたい」

当時はこのように思っていました。
そのため、予定を合わせられないことに対して苦痛を感じておりました。

このように、決まった日の休暇や長い休暇が取りづらいことが監視オペレーターの特徴です。

監視オペレーターという仕事をやるならば、この辺は覚悟しておく必要があります。

 

休んだ人がいれば代わりに出勤しないといけない

休んだ人がいれば誰かしら代わりに出勤する必要があります。

理由としては、職場に決まった人数が必ず居る必要があるからです。
24時間365日稼働しているシステムが最優先という考え方です。

具体的には、このような形になります。

メンバーが体調不良 → 代わりに誰か出勤

メンバーに不幸があった → 代わりに誰か出勤

メンバーがバックレた → 代わりに誰か出勤

誰か休んだ場合は、このように代わりに誰か出勤する必要があります。

 

僕は「他人に迷惑をかける」ということでこの仕組みが嫌でした。
そのため、「早めに脱出したい」と思うようになりました。

 

単純作業(ルーティンワーク)ばかりで技術が身につかない

監視オペレーターは単純作業(ルーティンワーク)ばかりで技術が身につかないです。

理由としては、全て「マニュアル通り」やればできる作業ばかりだからです。

具体例として、こちらの作業があります。

アラート対応/確認

アラートの対応表を確認後に一次対応(再起動等)

アラートのメール連絡/電話連絡(エスカレーション)


定常のジョブ実行作業


入館者のアテンド対応

ほぼ「マニュアル」通りの作業となります。

「マニュアル以外の作業もあるんじゃないの?」

と疑問に思う方がいると思います。

マニュアル通りではない作業といえば、「電話対応/メール対応」ぐらいとなります。

基本的に「マニュアル以外のことはやってはいけない」ルールになっています。

そのため、必然的に単純作業(ルーティンワーク)ばかりとなってしまうことが特徴です。

私はこの単純作業(ルーティンワーク)から仕事のやりがいを感じることができませんでした。

先輩のようになりたくないと思った

僕は同じ職場で働いている先輩のようには絶対になりたくないと思っておりました。

理由は、「思考停止」している人ばかりだからです。

具体的にはこちらになります。

・資格勉強や業務改善活動に無頓着

・趣味はパチンコ・スロット

・暇があればネットサーフィン

・安定していればそれでいい

・キャリアアップに興味なし

僕の記憶上、このように向上心のかけらもない人が大半だった記憶があります。

「え?向上心がある人もいるでしょ?」

このように思われると思います。

向上心がある人は現場のメンバーにて僕含めて「20%」程でした。
確かに向上心がある人はいますが、少数派です。

このように思考停止している方々の集まりだったので、
絶対にこのようなキャリアを歩みたくないと強く思っておりました。

 

最終的にどのようになったか?

最終的には、転職エージェント経由にて別のSIerへ転職しました。

理由としては、社内に構築案件自体少なかったからです。
この会社では絶対にキャリアアップできないだろうと思ったことがきっかけとなります。

今では構築案件等に積極的に挑戦できております。

この監視オペレーター時代に、IT業界以外の方向性も考えて行動しておりました。

IT業界以外の方向性を考えていた時代の話は別の記事にて書きたいと思います。

まとめ

運用監視オペレーターを辞めたいと思ったきっかけ

・24時間365日(夜勤有り)のシフト勤務が辛い

・単純作業(ルーティンワーク)ばかりで技術が身につかない

・先輩のようになりたくないと思った

 

ここまで読んで頂き有難うございました!

インフラエンジニアのキャリアハック等発信しております。

よろしければ、他の記事もご覧頂ければ幸いです。

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