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運用監視オペレーターから脱出後に5年経って思うこととは?

運用監視オペレーターから脱出後5年経過して思うこととは?

 

あなた

運用監視オペレーターから脱出した後のキャリアについて知りたい!

 

このような方におすすめの内容になります。

 

☑本記事の内容

運用監視から抜けて5年経って思うこと
・運用監視から抜けて幸せか?

 

☑本記事の信頼性

・運用監視オペレーター歴 : 約6年半
・運用監視オペレーターを経験した後は、インフラエンジニアとしてインフラの運用構築等幅広く経験

 

このような形で運用監視オペレーターは長く経験してきております。

 

以下の記事で私の詳しい経歴を紹介しているので、気になる方はご覧下さい。

 

 

こちらの記事を読むメリットは、以下になります。

 

記事を読むメリット

・運用監視オペレーターから脱出した後の生き方やキャリアが分かる

 

今回も自分の経験ベースで語っていければと思います。

 

では、本題に入っていきたいと思います。

 

運用監視から抜けて5年経って思うこと

 

運用監視から抜けて5年経った今思うことは、以下になります。

 

・スキルと給料が上がった
・視野が広がった
・ストレスに感じることが増えた

 

では、掘り下げていきたいと思います。

 

スキルと給料が上がった

運用監視オペレーター時代と比較してスキルと給料は上がったと痛感しております。

 

運用監視オペレーター時代のスキルとしては、以下のようになります。

 

運用監視オペレーター時代のスキル

・Linuxの確認コマンドを実行して確認できる
例 : w , top , free

・Ciscoスイッチの確認コマンドを実行して確認できる
例 : show interface

・マクロを組める
例 : ExcelVBA , TeraTermマクロ

・アラート削減
関係各所と調整してアラートの削減に取り組める

 

このように、確認コマンドの実行やマクロを組めるくらいのスキルでした。

 

当時使用していたLinuxの確認コマンドについては、以下の動画で解説しております。

 

 

 

その後、運用構築や設計構築を経験するにつれ、以下のようなスキルや経験を得ることができました。

 

運用監視オペレーター脱出後のスキルや経験

・サーバー構築
例) WindowsServer , Linux

・クラスター製品の設計構築を経験
例) LifeKeeper

・インフラのコード化を経験
例) Terraform

・AWSの設定変更・確認
例) S3 , EC2

 

このように、運用監視オペレーターから脱出後にインフラエンジニアとして幅広く経験してきました。
紹介しているスキルや経験は、あくまでも一例になります。(書ききれません、、)

 

振り返ってみると、運用監視オペレーター時代よりも難しいことを経験できていると感じます。

 

給料面も運用監視オペレーター時代と比較すると上がりました。
運用監視オペレーター時代と現在を比較すると、年収で150万円程上がっております。
給料面で考えても、頑張ってきて良かったと感じております。

 

このように、運用監視オペレーターから脱出した後は、スキルも給料も当時と比較して上がっております。

 

運用監視オペレーターからもう少し早く脱出できていれば、、と感じることは今でも多いです。

さっとん

 

視野が広がった

運用監視オペレーター脱出後は、視野が広がったと実感しております。

 

理由は、運用監視オペレーターをやっていると、

  • オペレーションルーム内の情報しか入ってこない
  • 運用監視オペレーター以外の仕事を知る機会がない

からです。

 

運用監視オペレーターから脱出後に経験を積んでいくうちに、見えてきたことは以下になります。

 

運用監視オペレーターから脱出後に見えてきたこと

・設計構築でも「請負」と「常駐」では雰囲気が全然違う
→「請負」の場合は、職場がピリピリしている

・「設計構築をするだけ」と「運用しながら構築する」の2パターンがある
→「設計構築をするだけ」は請負構築

・社内SEのみならず、WEB系自社開発のインフラエンジニアという道もある

・商用システムと社内システムでは扱う技術に違いがある

 

運用監視オペレーターをあのまま続けていると見えてこなかったことばかりです。

 

視野を広げる意味でも、脱出して良かったと痛感しています。

 

僕は6年ぐらいかかりましたが、視野を広げるためにも早めの脱出をおすすめします。
正直、運用監視オペレーターは、1年程度やれば十分です。

さっとん

 

ストレスに感じることが増えた

デメリットな部分になりますが、ストレスに感じることは運用監視オペレーター時代と比較すると増えたと実感しております。

 

理由は、以下になります。

  • 複数の関係者とやり取りをする機会が増えた
  • 納期を意識することが増えた
  • 移動が増えた(運用監視オペレーターから脱出した後の1年)

 

特に複数の関係者とやり取りしながら仕事を進めることが増えた点が一番ストレスに感じたところになります。

 

運用監視オペレーター時代は、関わる人が固定化されていて調整事も少なかったです。
関わる人は、自分のチームの人か特定のプロパーさんぐらいでした。
しかし、上流工程に上がっていくにつれ関係者が増えるため、調整事でストレスを感じることが多かったです。

 

また、運用監視オペレーターからの脱出後の1年は、SIerでオンプレミスの請負構築をやっていました。
これもこれでストレスが大きかったです。
特に辺鄙な場所にあるデータセンターに通勤する必要があったので、これがなかなかストレスでした。(片道最高2時間)

 

このように、運用監視オペレーター時代よりも脱出後のストレスの方が高いと感じております。

 

運用監視オペレーターから脱出した後も人によっては修羅の道です。

さっとん

 

運用監視から抜けて幸せか?

像

 

運用監視オペレーターから脱出できて幸せかどうかの話になりますが、正直に話すと以下になります。

 

どっちかと言うと幸せ

 

理由は、以下になります。

  • 夜勤16時間が無くなり、平日日勤勤務になった。
  • 土日休みになった。
  • スキル面で「将来どうしよう」と考えることが少なくなった。
  • 女性と働くことが増えた。
  • シフト制から解放された。

 

特に夜勤16時間という長すぎる夜勤が無くなったことが個人的に大きいと感じております。
夜勤16時間は、ほぼ徹夜みたいなものだったので辛かったです。
日勤だけになったので、体調面も良くなりました。

 

しかし、以下のような幸せとは感じない部分もあります。

 

  • 平日の夜中に遊びに行けなくなった。
  • 平日に役所に行きづらくなった。
  • 運用監視オペレーター時代に比べてプレッシャーが大きくなった。

 

当時は平日休みに慣れていたこともあり、平日休みを自分なりに謳歌しておりました。
例えば、平日休みの前の日~休みにかけてダーツバーで遊んだり等です。

 

このように幸せだと感じることがあれば、幸せじゃないなと感じることもあります。

 

幸せじゃないと感じることもありますが、運用監視オペレーターから抜けてなんだかんだで幸せだと感じています。

さっとん

 

さいごに : 運用監視オペレーターから抜けてから良いことも悪いこともあった

今回は、運用監視オペレーターから脱出して5年経って思うことについて書きました。

良いことも沢山ありましたが、悪いことも沢山ありました。人生、山あり谷ありという感じです。

 

運用監視オペレーター時代の夜勤16時間勤務は、今思えば凄まじかったと思っています。
(自分でも「よくやってたよ」という感じです。)

 

しかし、運用監視オペレーター時代に以下のような良かったこともあります。

 

  • 精神的な疲れがほぼなかった。
  • 平日に時間が取れた。
  • 平日休みのため転職活動しやすかった。
  • 平日休みの前日に夜中遊びに行くのが楽しかった。

 

とはいえ、長く経験しても転職市場で評価されない仕事なので、長居は禁物です。。
エンジニアとしてキャリアを歩みたいなら、1年ぐらい経験して脱出した方が吉だと思います。

 

今回の記事が、誰かの参考になればと思います。

 

では、また!

 

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