未経験からインフラエンジニアを目指すために、何をやれば良いんでしょうか?
現役インフラエンジニアの方から意見を聞きたいです!
こんなお悩みを現役インフラエンジニアが解決します。
☑本記事の内容
・そもそもインフラエンジニアとは?
・経験者の僕が未経験からインフラエンジニアを目指す場合にやること3選
・未経験からインフラエンジニアになった場合の最初のポジション
☑本記事の信頼性
・IT業界歴約10年
・運用監視~設計構築、運用構築、構築運用の建付けを経験
・サーバー寄りのキャリアを積む
このように、インフラの下流工程~上流工程迄一通り経験しております。
最初は、新卒で入った会社で「運用監視オペレーター」としてインフラエンジニアのキャリアを始めました。
そこから、インフラの構築経験等を積んできました。
今は、仮想化基盤での構築運用の建付けや運用の自動化に携わっております。
使用してきた技術については、以下noteをご覧頂ければと思います。
※1年程更新できていないので、近々更新します!
今回は、
インフラエンジニア経験者である僕が、未経験からインフラエンジニアを目指す場合に何をやるのか?
ということについて、僕なりの見解を話していきたいと思います。
では、本題に入っていきたいと思います!
そもそもインフラエンジニアとは?
インフラエンジニアとは、一言で言うと「システムの基盤を作ったり守ったりする仕事」になります。
え!?全然分からないです!
このように思う方がほとんどだと思います。
例えば、WEB系のシステムを例にした場合、ざっくりですがこのようになります。
※Googleを例にしてみました。
上記のように、ユーザーから見えない「Middleware〜Network」の部分がインフラエンジニアの担当領域です。
最近では、アプリケーションとインフラの境界が曖昧になってきています。
そのため、開発者がOSやミドルウェア周りの運用〜構築を実施する場合もあります。
インフラエンジニアの中でも肩書きが複数あります。
具体例を挙げるとこちらになります。
インフラエンジニアの中の肩書き(具体例)
・サーバーエンジニア
・ネットワークエンジニア
・データベースエンジニア
・クラウドエンジニア
・SREエンジニア
「SREエンジニアはインフラエンジニアなのか?」というツッコミもあると思います。
しかし、転職サイトでよくSREエンジニアのスカウトがよく届くため、具体例に入れました。
まとめると、
- インフラエンジニアは、ユーザーから見えないシステムの基盤を構築〜運用する仕事
- インフラエンジニアの中でも肩書きがいろいろある
になります。
インフラエンジニアをやっていますが、本当に領域が幅広いな〜と思うことが多いです!
経験者の僕が未経験からインフラエンジニアを目指す場合にやること3選
以前、こちらのツイートをしました。
https://twitter.com/satton6987/status/1358745299154440193
・資格取得(LPIC Level1/CCNA等)
・技術情報の発信(Zenn/Qiita等)
・勉強会やLT会への参加・登壇
現役インフラエンジニアである僕が、もし未経験からインフラエンジニアを目指すならば上記のことをやります。
では、内容について掘り下げていきたいと思います。
資格取得(LPIC Level1/CCNA等)
インフラエンジニア経験者である僕が真っ先にやることは、資格取得のための勉強です。
資格取得のための勉強をする理由は、
- インフラエンジニアの業界では、資格を見られることが多いから
- 資格の知識が業務に直結するから
になります。
僕がもし未経験ならば狙うという資格はこちらになります。
狙う資格
・LPIC Level1
・CCNA
こちらの2つの資格を取得すれば、インフラエンジニアとしての基礎的なところは抑えられます。
詳しい内容について気になる方は、以下の記事をご覧頂ければと思います。
受験料が高すぎて受けれない。。。
このような方もいらっしゃると思います。
確かに、受験料が15000円以上します。
しかし、本気でインフラエンジニアを目指すならば、自己投資だと思ってやってみることをおすすめします。
僕自身、直近の6年間でIT系のベンダー資格を一発で突破してきています。
資格取得の極意を、以下の記事にまとめています。
よろしければ、こちらも併せてご覧頂ければ幸いです!
このように、インフラエンジニアの業界では資格取得が大事になってきます。
僕も複数の資格を取得してきたおかげで、努力が認められて構築案件等に挑戦することができました!
技術情報の発信(Zenn/Qiita等)
資格取得の学習をする過程で学習した内容を発信することも、僕が未経験ならば絶対やります。
技術情報の発信をする理由としては、
- アウトプットすることが結果的に最強のインプット方法である
- 自分の技術力を世間にアピールすることができる
- 文章力を鍛えることができる
- 就職活動(転職活動)時のアピールになる
からです。
技術情報の発信ができる媒体は、以下のようなものがあります。
技術情報の発信ができる媒体
・note
・Qiita
・Zenn
・WordPress(ブログ)
・YouTube
このように、複数の媒体が存在します。
この中で無料で気軽に始められるものは「Zenn」と「Qiita」になります。
下にリンクを用意しましたので、是非登録してやってみて下さい。
※運営会社がしっかりしている「Zenn」の方がおすすめです。
- Zenn
- Qiita
どんな風に記事を書けばいいんですか?
このような疑問を持つ方もいらっしゃると思います。
僕自身もいくつか技術情報をUPしています。
以下にリンクを貼りましたので、是非とも参考にしてみて下さい。
- Zenn
- Qiita
このように、技術のアウトプットをすることは正直メリットしかありません。
そのため、是非ともやってみることをおすすめします。
僕自身が感じていることですが、記事を書いて投稿する瞬間が一番スッキリします!
勉強会やLT会への参加・登壇
僕が未経験からインフラエンジニアを目指す場合は、勉強会やLT会への参加や登壇にも挑戦すると思います。
なぜなら、
- 現役エンジニアの方と繋がることができる
- 自分の存在を業界の人に知ってもらえる
からです。
特に「現役エンジニアの方と繋がることができる」ということが大きなメリットになります。
ポイント
・エンジニアの中でも技術習得に力を入れている優秀な方と会うことができる。
・自分の技術力や人柄を現役エンジニアの方に知ってもらうことができる。
・学習する仲間ができる。
このようにメリットが多いです。
デメリットとしては、たまに性格的に合わない人がいることです。
しかし、合わない人がいたとしても、今後会わなければいいだけです。
勉強会はどこから探せばいいんですか?
このような疑問点を持つ方が多くいらっしゃると思います。
勉強会は、以下サイトから探すことができます。
※僕はよく「connpass」を使用することが多いです。
- connpass
- TECH PLAY
このように、勉強会等に参加することによって、現役エンジニアとの人脈を築くことができます。
一人で勉強するよりも仲間がいた方が、学習のモチベーションが上がります!
未経験からインフラエンジニアになった場合の最初のポジション
未経験からインフラエンジニアになった場合、最初のポジションはこちらになると思います。
ポイント
・運用監視オペレーター
・運用保守エンジニア
・ヘルプデスク
このように、いきなり設計構築を任されるケースは少ないです。
この中で特におすすめするポジションは「運用保守エンジニア」になります。
なぜなら、
- 技術的な経験を積むことができる。
- 運用業務の流れを学ぶことができる。
からです。
特に「技術的な経験を積むことができる」というところがポイントです。
会社によっては、技術的な経験を積ませることなく放置する会社もあるので注意が必要です。
僕が今参画している現場の話になりますが、未経験から運用保守エンジニアとしてキャリアを始めている方が何人かいらっしゃいます。
そこからキャリアアップして、今ではバリバリ設計構築案件に携わっている方が実際にいます。
僕が思うインフラエンジニアの順当なキャリアは、こちらになります。
インフラエンジニアの順当なキャリア
①運用監視/保守を経験
②運用構築(運用保守しながら設計構築もやる現場)を経験
③要件定義〜設計構築を経験
このように、運用から始めて設計構築にキャリアアップするというキャリアが一番スタンダードです。
最初はスキルがあまり身につかない仕事にアサインされる可能性があります。
しかし、学習やアウトプットを継続することによって、後から挽回することは可能です。
出来る限り、技術力が身に付くような仕事を狙うことをおすすめします。
まとめ : 学習とアウトプットを継続すれば、どこかに潜り込める!
今回は、未経験からインフラエンジニアを目指す場合に、インフラエンジニア経験者の僕ならばどうするか?というテーマで記事を書きました。
未経験からインフラエンジニアになるために大事なことは、こちらになります。
・学習を継続すること
・アウトプットを継続すること
・現役エンジニアと交流すること
この3つをしっかりやっていれば、インフラエンジニアとしてどこかへ潜り込めると思います。
楽な道ではないですが、覚悟がある方ならばやれると思います!
では、現場からは以上です!!
以下の媒体でもインフラエンジニアに向けた情報発信等を行っております。
良かったらチェックしてくれると嬉しいです!
- YouTube