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インフラエンジニアがLinuxを勉強するメリットとは??

さっとんです。

今回は、インフラエンジニアがLinuxを勉強するメリットについて話をしていきたいと思います。

 

この記事にたどり着いた方はこのような疑問をお持ちだと思います。

インフラエンジニアがなぜLinuxを勉強する必要があるのか?

Linuxを勉強することによって、どのようなメリットがあるのか?

 

こちらの疑問に答えていきたいと思います。

Linuxを勉強するメリットとは?

こちらの技術に対して応用を利かせることができます。

・パブリッククラウド(Azure/AWS等)

・プライベートクラウド(VMware/AWS等)

・ストレージ

他にも応用が利くと思いますが、僕の知っている限りこちらの技術に応用が利きます。

このように、Linuxを学ぶことにより他の技術に知識を応用させることができます。

 

本記事にて、「Linux」を学ぶことによって応用が利く技術について深堀して紹介していきたいと思います。

 

Linuxから応用が利く技術

パブリッククラウド(AWS/Azure)

AWSやAzure等のパブリッククラウドにLinux知識が応用できます。

パブリッククラウドでは、GUI画面のみならずCUI画面にて操作する場合があります。

具体例はこちらとなります。

Azureの場合 : Azure PowerShell/Azure CLI

AWSの場合 :  AWS Command Line Interface (AWS CLI) 

GCPの場合 :   gcloud コマンドライン ツール(gcloud CLI)

このように、各クラウドプラットフォームにはCUI画面にて操作するためのツールが用意されています。

一部、コマンドの名前は違う場合があります。
しかし、Linuxコマンドを別名にした物が多いです。

私も「Azure CLI」を実際に使用してみましたが、基本的なコマンドはLinuxと一緒でした。

「Azure CLI」の画面はこちらになります。

こちらの画像のようにLinuxベースにて操作ができます。

実行している「w」「ll」は、Linux(CentOS等)にも同様に使用できるコマンドになります。

Azureには無料試用版があります。
是非、触ってみてはいかがでしょうか?

このように、AWSやAzure等のパブリッククラウドにLinux知識が応用できます。

 

プライベートクラウド(VMware/OpenStack)

VMwareやOpenStack等のプライベートクラウドにもLinux知識が応用できます。

プライベートクラウドの場合もCUI画面にて作業を実施する場合があります。

具体例はこちらとなります。

VMwareの場合

・ESXiホスト構築時の設定(patch当て作業やパラメーター設定等)

・GUI画面が動作しない場合の保守対応

・仮想基盤構築作業の自動化

 

OpenStackの場合

・ホストOSが「Linux」(CentOSやRHEL等)

・細かい設定等をCUI画面にて可能
(GUI画面では設定できない箇所等)

このようにGUIでは設定できない細かい箇所迄、CUIにて設定可能です。

VMwareのESXiホストのCUI画面上での操作画面はこちらになります

GUI画面はこちらになります。

 

ESXi特有のコマンドはありますが、紹介した画像の通りLinuxベースにて操作可能です。

このように、プライベートクラウドの場合もLinux知識を応用することが可能です。

 

ストレージ

ストレージについてもLinuxベースのものがあります。
最近のストレージは、GUI画面のみならずCUI画面にて操作できるものが多いです。

具体例を挙げるとこのような機種になります。

Dell EMC Isilonスケールアウト NAS

MapR Storage

PureStorage

NetApp Ontap

こちらは一例となります。

実際は上げればきりがない程のストレージの機種にてCUI画面操作が可能です。

僕は例に挙げている「isilon」というDELL EMC製のストレージを使用した経験があります。

こちらのストレージは完全にLinuxベースにて操作することが可能です。
(「mkdir」や「cp」等使用可能)

「isilon」の詳細については下記リンクをご確認下さい。

製品紹介ページ

このように、ストレージにもLinuxにて学んだコマンド知識等が活かせます。

まとめ

☑Linuxを学習することによって、知識を下記の技術へ応用可能

・パブリッククラウド(Azure/AWS等)

・プライベートクラウド(VMware/OpenStack等)

・ストレージ(isilon等)

☑CUI画面にて操作することによって、細かい設定や保守対応が可能

 

ここまで読んで頂き有難うございました。

他にもインフラエンジニア向けの記事を書いています。
是非、ご覧下さい。

 







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