さっとんです。
今回は、インフラエンジニア未経験の方向けの記事になります。
インフラエンジニアになるためには、これだけは勉強しておくべきという内容で話していきたいと思います。
結論、やっておくべきことはこちらになります。
・CCNAを取得する
・Linuxのコマンド操作に慣れる
こちらをやっておいた場合、インフラエンジニアの業務に入っていきやすいです。
では、記事で解説していきたいと思います。
勉強しておくべきこと
インフラエンジニアになる前に勉強しておくべきことになります。
CCNA
CCNAとはネットワーク系の入門資格となります。
「サーバー系のエンジニアを目指す場合もネットワーク系の技術を勉強しておく必要があるんですか?」
未経験者であれば、このような疑問が生まれると思います。
この疑問に答えるとこのようになります。
「勉強しておく必要有り。大有り!」
サーバーの保守・構築をする際にネットワークが分かっていないと仕事になりません。
例えば、このようなネットワーク知識をインフラエンジニアの現場では使用します。
・IPアドレスの割り当て方
・サブネットマスクの知識
・デフォルトゲートウェイの知識
・DNSサーバについての知識(名前解決)
・NTPサーバについての知識(時刻同期)
・監視の知識(SNMP)
今あげた知識を理解せずにサーバーの構築はできません。
これらの基礎的な知識を勉強できる資格が「CCNA」になります。
Linuxのコマンド操作に慣れる
Linuxのコマンド操作に慣れておきましょう。
Linuxのコマンド操作に慣れることによって、このようなメリットがあります。
・Linux運用構築案件に対応できる
・仮想化基盤(VMware等)の運用構築に対応できる
・クラウド(Azure/AWS等)の運用構築に対応できる
Linuxのコマンド操作を理解するだけで仮想化基盤等他の技術にも応用することができます。
僕自身、複数の現場を経験しました。
その中でもLinuxのコマンド操作に苦戦する方が多くいた印象があります。
コマンドは人によって使い方に癖がでます。(「grep」や「|」等)
そのため、教えることが難しい分野です。
未経験者がコマンドを使いこなしている状態の場合、
現場の人間の立場で考えると、教えるコストを減らすことができるため非常に嬉しいです。
未経験者はとにかくLinuxのコマンド操作に慣れましょう!
どうやって勉強したらいいのか?
CCNA
こちらの方法で勉強しましょう。
1.ping-tでひたすら問題を解く
2.クラムメディアを繰り返す
3.黒本を解く
4.シミュレーターにて検証する
主にWEBサイトや書籍等で学習となります。
また、PCにシミュレーターをインストールすることでNW機器(スイッチ/ルーター)を検証することができます。
詳しくは、以前のこちらの記事をご覧下さい。
Linuxのコマンド操作
Linuxのコマンド操作に慣れるためには、「実機に触る」が一番です。
実機に触るためにはこちらの手順を実施します。
用意するソフトウェア等、全て無料です。
※PCのメモリ4GB以上と多少のスペックは必要になります。
①インターネットより下記をダウンロード
・仮想化ソフトウェア(Virtualbox/VMwarePlayer等)
・CentOS6x or CentOS7.xのISOファイル
※「x」はマイナーバージョンになります。(何でもOK)
②仮想化ソフトウェアをインストール/内部ネットワーク設定
③CentOSを仮想化ソフトウェアへインストール
④OS設定(ホスト名/IPアドレス設定等)
この流れを自宅PCで一通り実施することによって、
サーバーの構築に必要なネットワーク設定等の知識が自然と身に尽きます。
こちらのnoteにも似たような記事を書きました。
ご覧いただければ幸いです。
インフラエンジニアになるために勉強しておくといいもの3選|さっとん|note
PCのスペックが足りない場合は、クラウド環境で実践することも有りです。
こちらの記事は「WindowsServer2016」のAzure仮想マシン作成の記事となります。
この記事では「WindowsServer」を例にしていますが、RHELやCentOS等の「Linux」に置き換えることによって検証が可能です。
「Linux」のイメージでAzure仮想マシンの作成を実施することによって、Linuxのコマンドを勉強することが可能です。
以前の記事では、現場にて使用するコマンドについて解説しています。
※今後もコマンドの解説に関する記事を投稿予定です。
まとめ
インフラエンジニア未経験者はとにかく下記について学習しよう
・CCNA
・Linuxのコマンド操作
勉強しておいた場合、現場の仕事に馴染みやすくなります。
絶対にやっておいて損はない!