![](https://satton-infra.com//wp-content/uploads/2020/04/markus-spiske-iar-afB0QQw-unsplash-1024x683.jpg)
こんにちは、さっとんです。
このような疑問に今回は答えていきたいと思います。
Azureの仮想マシンとは?
Azureの仮想マシンはどうやって作るの?
Azureの仮想マシンとは、
Microsoftが提供するクラウドサービス「Azure」上で構築できる仮想マシン(Virtual Machine)
になります。
本記事ではこちらのAzure仮想マシンについて解説していきたいと思います。
この記事を読むメリット
Azureの仮想マシンとは何かわかる
Azureの仮想マシンの作り方がわかる
では解説していきます。
Azureの仮想マシンとは?
![](https://satton-infra.com//wp-content/uploads/2020/04/medama458A9908_TP_V-1024x682.jpg)
Azure上の仮想的なマシン
Azure上の仮想的なマシンになります。
「そのままだろ!」
と思ったかもしれません。
図で書くとこのような形になります。
![](https://satton-infra.com//wp-content/uploads/2020/03/1-6-1024x768.jpg)
簡単に言うと「HWの上に乗っている実体のないサーバー」になります。
そのままと言われるとそのままになります。
VMwareを触っている人ならわかりやすいのではないかと思います。
IaaS
Azureの仮想マシンは「IaaS」の部分に該当します。
詳細については、過去の記事で解説をしております。
良かったらご覧ください。
Linuxの仮想マシンも作成できる
![](https://satton-infra.com//wp-content/uploads/2020/04/1.jpg)
「MicrosoftだからWindowsだけ?」
と疑問に思われたかもしれません。
しかし、「Linux」も構築可能です。
Linuxの中でも「RHEL」や「CentOS」のみではありません。
「Ubuntu」や「SUSE」、「Oracle Linux」等幅広いOSが構築可能です。
![](https://satton-infra.com//wp-content/uploads/2020/03/2-2.jpg)
Linuxも対応しているとは嬉しいですね。
豊富なマシンスペック
マシンスペックを幅広く選択できます。
実際の画面はこのようになります。
VMのスペック選択画面の一部になります。
![](https://satton-infra.com//wp-content/uploads/2020/03/spec_1-1.jpg)
この画面の場合、スペックの高さはこのようになります。
最低スペック(月々の料金最安値)
A0(CPU:1コア メモリ:0.75GiB)
最高スペック(月々の料金最高値)
A2m_v2(CPU:2コア メモリ:16GiB)
Azureの料金体系は「使用した分のみ料金を支払う」形になっております。
そのため、スペックが上がる程、月々の支払う料金が上がります。
Azure仮想マシンの作成手順とは?
GUIでの仮想マシン作成方法についてまとめました。
今回は紹介のため、詳細部分は省いています。
Azureアカウントを作成していることが条件となります。
アカウントをお持ちでない方は無料で1か月分試すことが可能です。
こちらのサイトに登録方法が掲載してあります。
良かったら登録して実践してみて下さい。
GUIでの仮想マシン作成方法
今回は「WindowsServer2016 DataCenter」を作成してみたいと思います。
①Azureポータルの「Virtual Machine」をクリック
Microsoft Azure
![](https://satton-infra.com//wp-content/uploads/2020/03/1-7.jpg)
②「Virtual Machine」の画面で「追加」をクリック
![](https://satton-infra.com//wp-content/uploads/2020/03/2-3.jpg)
③「サブスクリプション」と「リソースグループ」を選択
![](https://satton-infra.com//wp-content/uploads/2020/03/3-3.jpg)
※「リソースグループ」とは仮想マシンやネットワーク等のリソースを一つにまとめたものになります。
図で表すとこのような形になります。
![](https://satton-infra.com//wp-content/uploads/2020/03/IMG_20200331_234540-1024x768.jpg)
④インスタンスの詳細を入力する
![](https://satton-infra.com//wp-content/uploads/2020/03/4-2.jpg)
今回は、「Windows Server 2016 Datacenter」を構築しています。
地域は現在地から近い方が接続速度が速いです。
(私の場合は東日本を選択)
⑤「サイズを変更します」をクリック(OSのスペック変更)
![](https://satton-infra.com//wp-content/uploads/2020/03/5-2.jpg)
今回は、「B2ms」を選択します。
![](https://satton-infra.com//wp-content/uploads/2020/03/6-2.jpg)
⑥変更したスペックが反映されていることを確認
![](https://satton-infra.com//wp-content/uploads/2020/03/8-2.jpg)
⑦OSログインにて使用するユーザー名/パスワードを入力
![](https://satton-infra.com//wp-content/uploads/2020/03/9-1.jpg)
⑧「受信ポートの規則」を下記のように設定
リモートデスクトップ接続をする必要があるため、「RDP」を選択しています。
![](https://satton-infra.com//wp-content/uploads/2020/03/10-2.jpg)
本番で使用する場合はこちらの設定は推奨しません。
どこからもサーバーへアクセスできてしまうためです。
個別に受信ポート規則を設定することを推奨します。
⑨内容確認後、「次」クリック
![](https://satton-infra.com//wp-content/uploads/2020/03/12-1.jpg)
⑩「ディスク」は「Premium SSD」を選択。
![](https://satton-infra.com//wp-content/uploads/2020/03/13-1.jpg)
⑪ネットワークインタフェースの設定
今回はネットワーク設定を事前に実施していないため、「新規」となっております。
![](https://satton-infra.com//wp-content/uploads/2020/03/14-1.jpg)
⑫「確認および作成」をクリック
![](https://satton-infra.com//wp-content/uploads/2020/03/17-1.jpg)
⑬内容を確認後、作成
![](https://satton-infra.com//wp-content/uploads/2020/03/18-1.jpg)
⑭デプロイが開始されるため、終了まで待つ
デプロイ中画面
![](https://satton-infra.com//wp-content/uploads/2020/04/19-1024x369.jpg)
デプロイ完了画面
![](https://satton-infra.com//wp-content/uploads/2020/04/20.jpg)
⑮「パブリックIPアドレス」にリモートデスクトップを実施。
このようにWindowsServerへアクセスできることを確認
![](https://satton-infra.com//wp-content/uploads/2020/04/21-1024x678.jpg)
最後に
いかがでしょうか。
Azureの仮想マシンはこのように簡単に作成することができます。
スペックが幅広いことやLinuxマシンも作成可能であることから、Azureには柔軟性があります。
今回は紹介として仮想マシン作成方法を上げてみました。
今後はCUIでの構築手順等をアウトプットしていきたいと思います。