僕が実践したCCNAの勉強方法について語っていきたいと思います!
このような方をターゲットに考えております。
・インフラエンジニアをこれから目指そうと考えている方
・取得したいけどどのような勉強をしていいかわからない
取得するのに9か月程かかりましたが、
この記事の内容を実践すると取得しやすくなると思います。
CCNAとは何か?
CCNAとは一言でいうと、「ネットワーク系の入門資格」です。
こちらの資格を取得すると、下記の業務に直結する知識を得られます。
- TCP/IP知識
- IPアドレスの決め方
- サブネットについて(IPアドレスを決める範囲)
- デフォルトゲートウェイについて(ネットワークへ疎通できる入口のようなもの)
- VLANについて
- OSI参照モデルについて
- LAN/WANについて
- ネットワーク機器のコマンド(ネットワーク機器:スイッチやルーターと呼ばれる機器)
この用語はこれから勉強しようとしている人には難しいかもしれないです。
しかし、サーバー系やネットワーク系のエンジニア両方に進もうとしている人には必要不可欠な知識になります。
CCNAの資格体系はどうなっているのか?
CCNAの資格体系は下記2パターンとなっております。
①2つに分けて取得
②1つでまとめて取得
①2つに分けて取得
2つの試験に合格するとCCNAが認定されます。
※現時点(2020/01/18)では下記の試験に合格すると取得できるようです。
100-105J ICND1
200-105J ICND2
試験料については、一つの試験につき「19,800円(税別)」となります。
※ICND1を取得すると、「CCENT」の認定を受けることができます。
②1つでまとめて取得
1つの試験に合格するとCCNAが認定されます。
現時点(2020/01/18)では下記の試験に合格すると取得できるようです。
「200-125J CCNA」
試験料については、高額ですが「39,600円(税別)」となります。
どちらの方法で取得がおすすめか
①の「2つに分けて取得」がおすすめです。
理由としては、
- 単純に「CCNA」単体は試験範囲が広いので難しい。
- ICND1を取得すると「CCENT」の認定を受けることができる。
- 試験範囲が絞られているので対策がしやすい
僕は当時2つに分けて取得しています。
取得した時期としては、下記となります。
ICND1:2016/04/22
ICND2:2016/09/23
※ICND1~ICND2迄時間がかかりましたが、1回で取得しております。
では、CCNAの勉強について掘り下げていきます。
CCNAの僕が実践した勉強方法
1.ping-tでひたすら問題を解く
2.クラムメディアを繰り返す
3.黒本を解く
4.シミュレーターにて検証する
1.ping-tでひたすら問題を解く
〇実施すべきこと
①プレミアムコンテンツに申し込む。
②問題を解く
③シミュレーターでコマンドに慣れる。
〇ping-tについて
ping-tとはこちらのサイトになります。
https://ping-t.com/
CCNAを学習する際は、「プレミアムコンテンツ」が不可欠となります。
こちらのページから登録しましょう。
https://ping-t.com/modules/premium/index.php?content_id=1
〇おすすめポイント
・Cisco簡易シミュレータが使えるようになる。
※疑似的に実機の操作を体感することができる。
・無料版以上にCCNAコンテンツが充実している。
※「コマ問プレミアムCCNA Routing and Switching (v3.0)」があり、ICND1とICND2の範囲を網羅しております。
・CCNA以外のコンテンツも利用することができる。(LPIC等)
〇利用期間と料金
CCNA以外のコンテンツも利用できてこの低価格となります。
1ヶ月:2,400円
2ヶ月:3,200円
3ヶ月:3,800円
2.クラムメディアを繰り返す
〇実施すること
①クラムメディアで受けたい試験の問題集を購入(ICND1やICND2等)
②その問題集を暗記するくらい繰り返す
〇クラムメディアの料金について
30日間パッケージで6000円になります。
※他にも60日間パッケージで8000円等ありますが、30日間パッケージで十分です。
クラムメディア
https://www.crammedia.com/
〇クラムメディアでできること
・問題集のPDFをダウンロードできる。
※PDFダウンロードするのみなら「30日間パッケージ」で十分です。
・PCやスマホを使用しWEB上で問題を解くことができる。
※WEB上で問題を解く場合は、期間制限があります。(30日間なら30日)
〇おすすめポイント
・的中率が非常に高い。
※僕がICND1/ICND2を受験した際に、このサイトの問題集の問題そのまま出題された記憶がある
〇注意
3年程前に受験して以降受験していませんので今は内容が変わっているかと思います。
当てにしすぎは良くないのでping-t等と併用がいいと思います。
3.黒本を解く
下記のような問題集が「黒本」になります。
www.amazon.co.jp/dp/B01LAH0X7Q
教科書もありますが、僕は使用した書籍は問題集のみです。
〇実施すること
①この問題集に記載がある問題を何回も繰り返す。
②わからない箇所は検索して理解するようにする。
〇おすすめポイント
・書店で販売されている問題集のため、解説がしっかりしている。
・わからない箇所は解説があるので、腹落ちして覚えられる。
4.シミュレーターにて検証する
CCNA資格ベンダーの「Cisco」の「PacketTracer」というネットワーク機器のシミュレーターがあります。
※上で紹介している「ping-t」のシミュレーターより高機能でおすすめです。
ダウンロード方法等は下記リンクに記載があります。
https://avinton.com/academy/packettracer%E3%81%AE%E3%82%BB%E3%83%83%E3%83%88%E3%82%A2%E3%83%83%E3%83%97/
〇このシミュレーターでできること
①黒本やping-t等で学んだコマンド操作を実践することができる。
②疑似的にネットワーク構成を組むことができる。
〇実施すること
①黒本やクラムメディア等の問題で出題されたコマンドや構成を確認する。
②実際にネットワークの構成を組む
③ひたすらコマンドを実行して覚える。
〇おすすめポイント
・実機に触っているような感じで学習ができる。
・机上の空論でしかわからないことを実際に操作して体系的に覚えることができる。
勉強方法のおすすめ
早く合格したい場合
→「ping-t」と「クラムメディア」の問題をひたすら繰り返す。
じっくり覚えながら合格したい場合
→今回上げた勉強法を全て実施
特にシミュレーターで操作をすることは実践する価値があります。
※僕の場合は「じっくり覚えながら合格したい場合」を実践しました。
まとめ
・サーバー方面やネットワーク方面どちらに進むにしても価値がある資格である。
・CCNA認定には2パターンがあり、「2つに分けて取得」がおすすめ
・資格取得に6か月~9か月程かかる
・勉強方法は4つある
1.ping-tでひたすら問題を解く
2.クラムメディアを繰り返す
3.黒本を解く
4.シミュレーターにて検証する
・勉強方法は「早く合格したい場合」と「じっくり覚えながら合格したい場合」の2パターンある
ここまで読んで頂き有難うございました。
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