運用監視オペレーターからインフラエンジニアのキャリアにどうやって気づいたのか知りたい!
このような疑問を経験者が語ります。
☑本記事の内容
・インフラエンジニアのキャリアに気づく前
・インフラエンジニアのキャリアに気づいた後
・目指すべき方向性に気づくためには?
☑本記事の信頼性
・運用監視を2つの現場で経験
・現在はインフラエンジニアとして勤務
このような形で運用監視オペレーターを6年半程経験し、現在はSIerにインフラエンジニアとして勤務しています。
僕の詳しい経歴が知りたい方は、以下のnoteの記事を読んでもらえればと思います。
本記事を読むメリット
・運用監視→インフラエンジニアのキャリアに気づくきっかけがわかる
・方向性を見定めるためにやるべきことがわかる
今回の記事では、インフラエンジニアのキャリアに気づくきっかけについて語りたいと思います。
キャリアに悩んでいる人等に見てもらえればと思います。
では、本題に入っていきたいと思います。
インフラエンジニアのキャリアに気づく前
インフラエンジニアのキャリアに気づく前は、新卒で入社した会社で「運用監視オペレーター」という仕事をしておりました。
運用監視オペレーターの仕事内容は以下になります。
運用監視オペレーターの仕事内容
・アラート対応
・定時バッチ実行作業
・テープバックアップ作業
・システム検証作業
・帳票印刷
・データセンターの入館者アテンド
やることが多いように見えますが、基本的にマニュアルに則って作業する仕事になります。
パソコン操作ができて、夜勤に耐えられれば誰でもできる仕事です。
運用監視オペレーターの仕事について興味がある方は、こちらの動画をご覧下さい。
運用監視オペレーター時代は、このような形で方向性に悩んでおりました。
このまま運用監視オペレーターを続けたいとは思わない。
しかし、これからどんな仕事をやりたいのか全然分からない。
TwitterやYouTubeのコメント欄を見ていると、同じような境遇の方が多いという印象があります。
そこで、僕は気になる仕事を1〜2年くらい片っ端から調べました。
当時気になっていた仕事
・公務員
・電気工事士
・事務職
特に公務員に関しては、一番魅力的に感じていたと思います。
当時、高卒公務員を狙える立場にいたので、東京アカデミーの問題集を購入して働きながら勉強しておりました。
しかし、勉強する中で「自分にとって公務員は本当にやりたいことなのか?」という疑問が生まれ、勉強が思うように捗らなかったです。
公務員試験自体は受けたのですが、案の定落ちました。
この辺の経緯については、書くと長くなるのでまた別の機会に記事にしたいと思います。
そして、新卒の頃の会社で4年目に入ったくらいの頃に転職エージェントに相談したり、自分で求人を調べたりした結果、「インフラエンジニア」という仕事があることが分かりました。
「この仕事なら将来性があるし、運用監視の経験が活かせそうだ!」と思ったことがきっかけになります。
2〜3年ぐらいキャリアについて迷っていて、やっとインフラエンジニアという道を見つけた形になります。
この期間に事務職を目指していたこともあり、日商簿記3級を取得しました。
インフラエンジニアのキャリアに気づいた後
インフラエンジニアのキャリアに気づいた後にやったことは、以下になります。
①社内で異動できないか確認
②転職エージェント経由で転職活動
では、こちらについて掘り下げていきたいと思います。
①社内で異動できないか確認
まずは、社内でインフラエンジニアの仕事ができる部署に異動できないか確認をしました。
当時は、お客様先のデータセンターに常駐し、運用監視オペレーターの仕事をしていました。
チームリーダー的なポジションの人はいましたが、上司にあたる人が誰か分からなかったので、営業に異動について確認しました。
営業に打診した内容は、以下になります。
- 運用保守〜設計構築ができるような現場に行きたい
- シフト制ではなく、日勤で働きたい
そして、営業からの回答は以下になります。
営業からの回答
・設計構築等の技術力が身に付く案件は社内に少ない
・LPIC等の資格取得をしたとしても、設計構築の案件に行ける確証はない
このような回答だったので、資格取得をしたとしても報われないだろうと感じ、転職活動をしようと決意しました。
当時4年目に入ったばかりで、5〜6年もスキルが身につかない仕事をやり続けるのは嫌だと感じていました。
そのため、転職をした方がスキルが身に付く環境に身を置くことができるので、手っ取り早いという結論に至りました。
②転職エージェント経由で転職活動
社内異動が絶望的であると分かったので、早速転職活動を始めました。
利用したエージェントは以下になります。
利用したエージェント
・リクルートエージェント
・DODA
・ワークポート
・中小のエージェント
キャリアに迷っていたこともあり、このように複数のエージェントに話を聞きに行きました。
高卒4年目で運用監視オペレーター経験しかない自分は、相手してくれないんじゃないかな〜
このように最初は思っていましたが、全然そんなことはなかったです。
キャリアの相談にも乗ってもらえ、自分に合うような求人を複数紹介してもらいました。
※「インフラエンジニア 」というキャリアがあることに気づいたのも転職エージェントと話してからになります。
当時の転職活動の進め方としては、以下になります。
当時の転職活動の進め方
①履歴書と職務経歴書を準備する。
②転職エージェント経由で気になる求人に複数応募する。
③夜勤明けor平日休みの際に面接に行く。
最初は「あまり書類通らないんじゃないかな〜」と思っていましたが、以下が要因で書類が通ることが多かったです。
- 「基本情報技術者」を所持していた。
- 年齢が21歳と若かった。
- 運用監視経験がある。
このようなポテンシャル面を見てくれる企業が多かったかという印象です。
転職活動は、将来的に上流工程が経験できそうなSESやSIerを中心に受けていました。
約7年前のことで記憶が曖昧ですが、転職活動の結果は以下になります。
転職活動の結果
書類通過:約50社
面接:約13社
最終面接:2社
内定:1社
1社(現職のSIer)で内定を貰えた時点で、そこに決めました。
現在では、運用構築等いろいろ経験することができています。
転職サイトは使わなかったんですか?
このような疑問を持つ方がいると思います。
当時は転職活動自体初めてということもあり、一人で転職活動を進める自信がなかったので転職エージェントを使用していました。
面接調整等も代行してもらい、当時は物凄く助けられました。
転職エージェント関連も書くと長くなるので、詳しくは別の機会に記事にしたいと思います。
転職エージェントを複数使っていましたが、連絡が煩雑になってしまったため、最終的にリクルートエージェントを中心に転職活動をしていました。
転職エージェントは登録しすぎない方が煩雑にならないので良いかもしれません。
目指すべき方向性に気づくためには?
キャリアに迷ったら、とにかく外部の人に会って話をすることが大事だと思います。
なぜなら、
- 同じ職場の人には、キャリアや転職について相談しづらい
- 人と話すと自分の目指すべき方向性に気づきやすくなる
からです。
僕の場合は、他に人脈がなかったので転職エージェントに相談しました。
相談した結果、インフラエンジニアとしてのキャリアを見つけることができました。
例えば、外部だとこのような方々にキャリア相談してみるのが良いと思います。
・勉強会やもくもく会で知り合った人
・友達等の元々の知り合い
・オンラインのコミュニティ
僕は転職エージェントに相談をしましたが、相談ベースで転職エージェントに会うのはおすすめしません。
なぜなら、転職エージェントは求職者を転職させることによって利益を得る仕事だからです。
そのため、できる限り利害関係のない第三者に相談することが一番です。
実体験ですが、キャリアの悩みを口にすることによって、自分の可能性が広がります。
結局、インターネットで検索だけしていても何も進まないです。
やはり、キャリアに迷ったら人と話をすることが一番です。
まとめ:行動しなければ方向性を見つけられない
今回は、運用監視→インフラエンジニアになったきっかけを語りました。
目指したい方向性を見つけるために大事なことは以下になります。
- とにかく行動する(外部の人に会うなど)
- キャリアの悩みを自分だけで抱え込まずに人に話す
特に外部の人に会って話をすることは、キャリアの方向性をハッキリさせるために一番効果的なことになります。
方向性がハッキリしたら、あとはひたすら努力していくだけです。
結局、動かなければ一生そのままです。
そのため、現場を変えたければ、小さくてもいいので行動していきましょう!
現場からは以上です!
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