インフラエンジニアとしてスキルアップするために、
業務外でおすすめの手を動かす勉強方法を教えてほしいです!
こんなお悩みを現役インフラエンジニアが解決します。
☑本記事の内容
・手を動かすインフラの勉強方法
・おすすめの学習媒体
・インフラの勉強をする上で大事なこと
☑本記事の信頼性
・インフラエンジニアとして構築運用に携わる
・IT業界歴10年程
主にサーバー系のエンジニアとしてキャリアを積んできました。
業務外でも積極的に技術学習をしております。
最近学習していること
・Kubernetes
・Docker
・Git
・bashスクリプト
資格取得にも力を入れてきました。
詳しくは、以下の記事をご覧頂ければと思います。
- AZ-400(Designing and Implementing Microsoft DevOps Solutions)
- AWSSAA(SAA-C02)
現役インフラエンジニアで技術習得に力を入れている僕が、
業務外でのインフラの勉強方法について解説していきたいと思います!
では、本題に入っていきます!
手を動かすインフラの勉強方法
手を動かすインフラの勉強方法は、こちらになります。
・自宅PCに仮想環境の導入
・クラウド環境の構築
・ネットワーク機器の購入&検証
では、掘り下げていきたいと思います。
自宅PCに仮想環境の導入
自宅PCに仮想環境を導入する方法が一番手っ取り早く安上がりです!
なぜなら、
- 触りたいOSの検証が可能(Windows,Linux等)
- 仮想環境の学習が可能
だからです。
例えば、自宅PCに導入できる仮想環境はこのようなものがあります。
※全て無料です。
自宅PCに導入できる仮想環境
・VirtualBox
・VMware Workstation Player
・Hyper-V
※Hyper-Vは「Windows 10 Pro」の場合導入可能
僕は「Windows 10 Pro」のPCを持っているため、「Hyper-V」を使用することが多いです。
「Windows 10 Home」のPCを持っている方は「VirtualBox」がおすすめです。
※「VirtualBox」はスナップショットが取得できます。
ちなみに、僕の自宅の検証環境(Hyper-V)はこのような感じです。
https://twitter.com/satton6987/status/1335908252794568707?s=20
仮想環境を構築できるPCのスペックはどのくらいですか?
このような疑問を持つ方がいらっしゃると思います。
PCのスペックは大体このぐらいがベストです。
おすすめのPCスペック
CPU
インテル® Core™ i7 プロセッサー以上
メモリ
16GB以上
HDD(SDD)
1TB以上
僕の使用しているPCは、上記のスペック以上になります。
気になる方は、以下リンクを確認してみて下さい。
※高スペックなのにお手頃な値段で購入できます!
デスクトップパソコン 中古パソコン 正規 Windows10 第4世代 Core i7 新品SSD 1TB メモリ32GB Office付き 無線LAN HP 600 G1 1627a-2
まとめると、
- 高スペックなPCを用意
- PCに仮想環境を導入
を実施することで、手を動かして技術学習が可能です!
WindowsやLinux等のOSを触ることも勉強になりますが、仮想環境を構築することも勉強になります!
不明な点はGoogle検索しながら、やってみて下さい!
クラウド環境の構築
クラウド環境の構築をすることもインフラエンジニアとしてスキルアップするための勉強方法です。
なぜなら、
- パブリッククラウドのニーズが高い
- 手軽にネットワーク構築~OSの検証が可能
だからです。
しかし、メリット/デメリットがあります。
ポイント
メリット
・スペックが高いPCをわざわざ購入する必要がない
・アカウント登録さえ実施すれば、すぐに検証可能
デメリット
・従量課金制であること
このように、クラウド環境の構築はスピード感があります。
しかし、従量課金制なので仮想マシンの立ち上げっぱなし等に注意する必要があります。
クラウド環境の構築等については、いくつかQiitaにて記事を上げています。
良かったらご覧頂ければと思います。
自宅PCで仮想環境を導入する方法とクラウド環境を構築する方法で使い分けるのが無難です。
料金周りはしっかり確認しておきましょう!
ネットワーク機器の購入&検証
安いネットワーク機器を購入して検証することも一つのスキルアップための勉強方法になります。
※どちらかと言うと、ネットワークエンジニア向けです。
個人で購入できるネットワーク機器(例)
・スイッチ製品
・ルーター製品
16500円で勉強用セットとしてCiscoスイッチが売られていたりします。
【中古】WS-C2960-24TT-L (L2スイッチ) 2台、WS-C3560-24TS-E (L3スイッチ) 1台 セット
他にもAmazonで以下のNWスイッチが売られています。
【Amazon.co.jp 限定】CISCO WS-C2960L-8TS-JP
ネットワーク機器を購入しなくても、ネットワークの勉強ができる方法ってありますか?
このような疑問を持つ方もいらっしゃると思います。
以下のシミュレーターを使用すると、PC上でネットワークの学習ができます。
(どれも無料です!)
- Cisco Packet Tracer
- GNS3
導入方法については、Google検索してもらえればと思います!(笑)
※本ブログでも機会があれば紹介したいと思います。
僕の経験上の話ですが、サーバー系のエンジニアの方もNWスイッチは触っておいた方が無難です。
VLAN等の知識はよく使います!
おすすめの学習媒体
現役インフラエンジニアの僕がおすすめする学習媒体は、こちらになります。
- Udemy
なぜなら、
- シナリオに沿って手を動かしながら学ぶことができる。
- 動画を見ながら学習する形のため覚えやすい。
からです。
例えば、Linuxコマンドを覚える場合、書籍の内容を1つ1つ覚えていくのは正直非効率です。
しかし、Udemyの場合は講師の方の説明に沿って、手を動かしていくだけで効率よく覚えることができます。
動画教材で勉強する場合、どうやって勉強しているの?
このような疑問を持つ方もいらっしゃると思います。
僕は、このような感じで勉強しています。
- デュアルモニター
- iPad + モニター
特にデュアルモニターが一番勉強しやすいと感じています。
このように動画教材を用いて勉強する場合は環境整備が必要になります。
しかし、書籍よりも圧倒的に動画教材(Udemy)の方がおすすめです!
書籍を一言一句覚えていくよりも、動画教材の方が学習していて効率が良いです!
インフラの勉強をする上で大事なこと
インフラの勉強をする上で大事なことはこちらになります。
「ゴールを決めること」
なぜなら、
- ゴールを決めた方が学習が面白い
- 必要な時に情報を取りに行く方法が一番覚える
からです。
ゲームのRPGを進めていくような感じで勉強していくのがおすすめです。
説明書を全て暗記してからゲームはやらないですよね(笑)
現役インフラエンジニアである僕がおすすめする具体的な学習の順序はこちらになります。
具体的な学習順序
①勉強したいUdemyのコンテンツを1周する。
理解できなくても進める。
②作成したいものや構成を考える。
例)監視サーバー、WEBサーバー
③作成に取り掛かる。
わからない知識がgoogle検索等でキャッチアップする。
④アウトプットする。
例)WordPress、Qiita、Zenn等
基礎は完璧に覚えようとしなくても問題ないです。
大事なのは、何かテーマを決めて作成にとりかかることです。
最後のアウトプットも忘れずに行いましょう!
アウトプットする時のインプット力は半端ないです!
このように、ゴール(やりたいこと)を最初に決めることがインフラの学習をする上で一番大事です。
Linuxの参考書を見ながらコマンド1つ1つ覚えるやり方は、非効率で面白くないです。
ゴールを決めてから、必要な情報を取りに行く方法が一番効率が良く、面白いです!
さいごに : ゴールを決めてとにかく手を動かすことが大事!
今回は、インフラエンジニアが業務外で手を動かしてスキルアップする方法について解説しました。
一番大事なことは、「ゴールを決めて手を動かすこと」です。
そのための勉強方法として、
- 自宅PCに仮想環境の導入
- クラウド環境の構築
- ネットワーク機器の購入&検証
をあげました。
こちらの3つの手段を駆使すれば、インフラ技術でやりたいことは大体できると思います。
基礎はさらっと1周して、さっさと手を動かしてしまいましょう!
今回は以上です!
以下の媒体でもインフラエンジニアに向けた情報発信等を行っております。
良かったらチェックしてくれると嬉しいです!
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